遊びこそ最大の学び
幼児期は遊びを通して人間形成の基盤を作り上げていく大事な時期です。おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、兄弟や周りの大人たちより、いっぱい愛をもらい、存分に遊ぶ子どもたち。家庭的な雰囲気の中で、のびのび楽しく遊びながら学びましょう!
では、遊びの活動で何がどう育つのでしょうか。
お砂場
子どもたちが大好きな遊びのひとつです。お砂場遊びは、人が育つ為にとっても必要な外せない遊びです。想像力や創造性、科学性、数学的思考力、指先や全身を使い集中力が増し、五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)がフル活動します。五感で感じて理解出来るもの、五感を心で感じてわかるものが感性です。感性が豊かになり、心を豊かにしてくれるのがお砂場遊びです。
造形遊び
積み木、お絵描き、粘土、工作、どろ団子作り、絵の具遊び、折り紙などなど。子どもたちにとって、自分で描いたり作ったりといった、表現活動はとても楽しい遊びです。自分の思いを表現したり、突き出た大脳と言われる指先をしっかり使う事で脳が活発に働き、色々なものをコントロールできる力になります。
運動遊び
かけっこ、鬼ごっこ、リズム体操、お散歩、ボール遊びなど。身体と心は一体です。外の空気に触れお天道様に照らされ、身体を動かすことにより、運動能力を高めます。また免疫力も高まり、病気を吹き飛ばす身体を作っていきます。お友達との関わることで、ルールやマナー、思いやりなどを学びます。
右脳教育
右脳教育って何だろう・・・?右脳は感性やイメージ、ひらめきや直感力、想像力に力を発揮します。また左脳は言語脳、理屈脳といわれることが多く、言語能力や計算能力、分析能力など理論的なことを担います。感性豊かな人間、想像力が育つ右脳教育は、右脳に働きかける、絵本、積み木、パズル、ブロック、リズム運動、縄跳び等々を、お友達とじっくりとことん遊ぶことです。
畑仕事
日常生活で土を触ったり、毎日変化する野菜やお花のお世話をする機会が少ない子どもたち。畑仕事をしたり見たりする事で、季節を深く感じ、それぞれの野菜の成長や旬を知り、実ったものを自分で収穫し、その命を感謝して頂く。畑を通して自然は私たちに、いろんな事を学ばせてくれます。
季節の行事
春・・・みんなでお花見へ。中尾別邸デイサービスにお邪魔して、桜を見せてもらいました。
夏・・・夏と言えば、プール遊び!ほぼ毎日、水と触れ合うことで身も心も開放的に☆
秋・・・オバケとカボチャのお面とバッグ持参で「お菓子をくれないとイタズラしちゃうぞ~」とデイサービスを訪問しました。
冬・・・待ちに待ったクリスマス♪ サンタさんを見つけた瞬間、目が輝きました。プレゼントをもらえて嬉しそうにしていました。
遊びで育つには“愛”が必要。
たくさんの遊びや活動を紹介しましたが、もう一つ遊びで育てる力に欠かせないものがあります。それは愛です。充実した遊びにはたくさんの愛が必要です。教育の出発点は”愛”です。愛は御飯と一緒。お腹がすいたら御飯を食べるように、愛が減ったらしっかりと補充してあげて下さいね。大きくなってもちゃんと「大好きだよ」と。そしてギュッと抱きしめてあげてください。恥ずかしがらずに愛を言葉とスキンシップで伝えてくださいね。愛が満たされると、遊びながらたくさんのことを吸収できるようになります。
今日もたくさん遊ぼうね!!